そうじすき蔵のお掃除道場

修行その八 カビ退治 2002年7月掲載

日本各地でそろそろ梅雨が明ける頃ぢゃろうが、梅雨と言えばカビの大量発生シーズン。家のいたるところでカビが発生していないぢゃろうか?カビは、そのまま放置しておくと、またたく間に増殖するので、最後にカビに家を乗っ取られるやもしれないのぢゃ。ぢゃから早々にカビを退治することが大切ぢゃ。
よって、今回は、「カビ退治」について修行を行うのぢゃ。

(童謡「あめふり」のフレーズで)
♪雨、雨、降れ、降れ、家中が、高温、多湿で、嬉しいなぁ~
カスカス、栄養、ランランラ~ン♪

師範!どうしちゃったんですか?変な替え歌なんか歌って。

なぁ~に、梅雨を過ごすカビの気持ちを歌っただけぢゃよ。

あははは。そういうことですか。

梅雨と言えば、カビの大量発生シーズン。今回はそのカビ退治について修行するのぢゃが、まずはカビの3大発生条件を覚えておるかな?

今の替え歌に含まれていましたよね。
「高温、多湿、栄養」です!

そのとおり!よく覚えておったのぢゃ。さすがワシの弟子ぢゃ。
修行その四~五「バスルームの日常のお掃除」でカビの3大発生条件を学習したのぢゃが、ここでもう一度復習をしてみるのぢゃ。

修行
その壱 カビの発生条件を頭に入れておく
カビノの発生条件
カビの3大発生条件
条件1 高温 気温が25℃以上ある所 条件2 多湿 湿度が60%以上ある所 条件3 栄養 栄養源がある所
そのとおり!よく覚えておったのぢゃ。さすがワシの弟子ぢゃ。
修行その四~五「バスルームの日常のお掃除」でカビの3大発生条件を学習したのぢゃが、ここでもう一度復習をしてみるのぢゃ。

ウム。よい心掛けぢゃ。
梅雨というのは、この3大発生条件が整いやすい時期ぢゃから、家中にカビが発生していることが大いに考えられるのぢゃ。

修行
その弐 カビの発生しやすい場所を知る
カビといっても、発生しやすい場所とそうでない場所がある。
では、発生しやすい場所といえば、どの部屋が最初に思い浮かぶぢゃろうか?
パッと思いつくのはやはり「バスルーム」ぢゃろうが、今回はバスルーム以外の場所に着目してみるのぢゃ。

う~ん・・・バスルーム以外でカビを見かける場所ですか・・・・
「洗面所」、「キッチン」・・・それぐらいかなぁ・・・・

なんぢゃ?それだけか?
よほど家で掃除を怠っておるな?しっかり掃除をしておれば、いたる所で見かけるハズぢゃぞ。

えへへへ・・・、面目ありません。
教えていただけますか?

カビの発生しやすい場所水回りの所
壱
洗面所 キッチン
まずは「水回り」と言われる、洗面所、キッチンはカビが発生しやすい場所ぢゃ。洗面所では石鹸を使うので石鹸カスという栄養源もできてしまう。キッチンも、調理時に飛んだ野菜や、汁が栄養源となってしまうわけぢゃ。

カビの発生しやすい場所空気がよどんでいる所
弐
押入れ 屋根裏
カビは環境の変化が少ない場所を好み、そこでどんどん育つのぢゃ。
閉め切った「ゲタ箱」、「押入れ」、「納屋」、「屋根裏」、空気の動かない「家具の裏」などは絶好の発生ポイントなのぢゃ。

家具の裏
カビの発生しやすい場所結露、冷えやすい所
参
北川の壁面に面した壁や隅
窓ガラスは外面と内面の温度差により結露しやすく、カビが好む場所となるのぢゃ。
(ガラスを押さえているビードに黒い斑点のようなカビを見つけるハズぢゃ。)
また、北側の壁面に面した壁や隅は、低温で多湿になるため、こういった所もカビが発生しやすいのぢゃ。
キッチンもガスの燃焼時やお湯を使うだけで水蒸気が出るので結露しやすい場所といえるのぢゃ。

カビの発生しやすい場所エアコンの中
四
エアコンの中
エアコンの中は、水蒸気が溜まりやすくカビが発生しやすいのぢゃ。
もしカビが発生した状態でエアコンを動かせば、部屋中にカビをばら撒くのと同じなのぢゃ。

どうぢゃ。探せばいたるところでカビを発見することになるのぢゃ。
では、これから家中のカビ探索に出かけるのぢゃ。

思いがけない所で大量のカビを見つけてしまいそうです。
がんばってみま~す。

修行
その参 カビを除去する
カビ探索を終えてどうぢゃ?大量のカビを発見したぢゃろ。

はぁ・・・・。思ったより家中がカビに侵されていてショックですぅ・・・・(悲)

なにを落ち込んでおるのぢゃ、そんな暇はないのぢゃ。
このカビをこのままにしておくとどうなるのか?どんどん増殖して、さらにカビの絶好の棲家になってしまうのぢゃぞ。
早急にカビを退治しなければならないのぢゃ。

そうですね!
師範!早くカビの退治をしましょう。

では、今回は、リースキン「カビクリーナー」を使って、カビの退治方法を伝授するのぢゃ。
ただし、カビクリーナーは洗浄力が強力なため、使用してはいけない材質および場所があり、誤った使い方をすると大変危険なので、注意事項をよく読んでおくのぢゃ。よいな?

注意
●使用する前に
必ず目立たない所(素材の端など)で、テストしてからご使用ください。
●カビクリーナーを使用してはいけない材質および場所
●材質
1.木質
2.銅・真ちゅう・アルミ(表面処理の無い物)・その他変色が懸念される金属
3.タイル(外国製の一部変色が懸念されるタイル)
4.液剤の染込みがある素材
●場所
1.木質家具・家屋の木質部分
2.銅・真ちゅう・アルミ製水栓等水廻り器具
3.染込みの有る素材を使用した浴室
4.エアコンのフィン
5.その他染込みのある素材を使用した場所
●その他
塩素系のカビクリーナーに酸性タイプのクリーナーを混ぜると有害な塩素ガスが発生し、大変危険です。混合したり、同時に使用することは絶対おやめください。
もし、カビクリーナーを使用後に、酸性タイプのクリーナーを使用する場合は、カビクリーナーを十分に洗い流し、換気してからご使用ください。
へぇ~、誤った使い方をすると危険なのですね。気をつけて使用しま~す!

カビクリーナー カビクリーナー(塩素系)の洗浄力はとても強力です。ゴム手袋、マスク、メガネ等の防具を準備しておくと、快適にお掃除できます。
カビを除去する
やってみよう
  • まず窓を開けて換気を良くします。 1.まず窓を開けて換気をよくします。
  • 濡れ雑巾等で、汚れやほこりを除去します。 2.濡れ雑巾等で、汚れやほこりを除去します。
  • ワンポイントアドバイス
    掃除機、ほうき等の使用は、カビの胞子をまき散らすことになるのぢゃ。

  • 【目より高い場所】 3.カビクリーナーを使用します。【目より高い場所】
    「スポンジ」または「ぬれ雑巾」に直接噴霧して、全体になじませるようにムラなく塗布します。

    ※液体が目に入ると大変危険です。目より高いところには噴霧しないでください。

    【目より低い場所】 【目より低い場所】

    対象物の全体に、ムラなく噴霧します。

    (目安 1㎡あたり15回噴霧)
  • 4.5分~10分放置します。

    4.5分~10分放置します。

    (これは汚れ(カビ)を浮かすためです。)
  • 水洗い、またはぬれ雑巾でよく拭き取ります。

    5.水洗い、またはぬれ雑巾でよく拭き取ります。

    →落ちにくいカビにはブラシ(使い古しの歯ブラシ)やタワシ等を使用してください。
    →クリーナーの残留がないよう、入念に洗い流し、または拭き取りをしてください。
  • 十分に換気をしてください。 6.十分に換気をしてください。
  • ワンポイントアドバイス
    洗ったあとにアルコール系消毒液でふいておけばカビが生えにくく効果的なのぢゃ。

    ワンポイントアドバイス
    壁のカビが気になったっまま塗装してしまうことがあるが、塗料が栄養源となってカビがさらに増殖することがあるのぢゃ。クリーナーを使用してしっかり除去してから塗装するのぢゃ。

いつもとクリーナーの使い方は同じぢゃよ。
ただ、洗浄力が強力なクリーナーなので目に入れないよう噴き付ける際は注意してほしいのぢゃ。

はい、気をつけまーす。

でも、注意事項を読んで思ったのですが、エアコンのフィンに使用してはいけないって書いてありましたが、エアコンのカビはどう除去すればよいのですか?

ふむ。
最近では、市販品でエアコン洗浄剤が売られておるので、そういったものを利用するとよいのぢゃ。ただし、そういったものでも成分によってはエアコンを傷める場合があるので、取扱説明書をよく読んで使用するのぢゃ。

修行
その四 カビの発生を事前に防ぐ
次は、カビの発生を事前に防ぐ方法ぢゃ。
梅雨が終わったからといって安心してはダメぢゃ。「高温、多湿、栄養」がそろえば、カビは遠慮なく増殖するからぢゃ。
また、クリーナーがあるからといって、カビが発生してからと、あと回しにするのもダメぢゃ。なぜならば、クリーナーを使用できない材質、場所(カビクリーナー使用上の注意事項を参照)があるからぢゃ。ぢゃから、日頃からカビの発生を防ぐ対策を立てておくことがとても大切ぢゃ。
よって今回は、そういった対策を伝授するのぢゃ。ちょっとした工夫や手間が必要ぢゃが、カビの発生を最大限くい止めることができるのでぜひ実践してみるのぢゃ。

カビ対策こまめに換気(除湿、風通しをよくする)
壱
こまめに換気(除湿、風通しを良くする)

晴れの日は換気扇を使ったり、窓を開けたりして、常に除湿と、風通しを良くすることを意識し、こまめに換気をするのぢゃ。 (窓は全開にするより少しだけ開け、1箇所だけでなく複数開けると、空気の流れが速くなって効率よく換気できるのぢゃ。)

ただし、雨の日の換気扇は逆効果ぢゃ。外の湿気を家に入れることになるので、エアコン、除湿機を使用するのぢゃ。

カビ対策日光を当てる
弐
カビは日光に弱いので、ゲタ箱の仕切り板など取り外せるものは外して、日光に当てるのぢゃ。表裏、2時間ずつ干すだけでもかなりの効果があるのぢゃ。

カビ対策キッチン使用時は換気扇をフル稼働
参
ガスが燃焼するときや、お湯を使うだけで水蒸気が発生し、その水蒸気が、他室に広がらないよう、換気扇を絶えず回すことが大切ぢゃ。 調理時はもちろん、炊飯時、皿洗いのとき、キッチン使用後もしばらく回すようにするのぢゃ。

カビ対策家具は壁から5cm離す
四
家具は壁から5cm離す
家具は壁から5cm離して設置し、家具の裏に空気が流れるようにするのぢゃ。
できればスノコを家具の下に敷くと、より空気の通りがよくなるのぢゃ。

カビ対策押し入れはいっぱいにしない
伍
押し入れはいっぱいにしない
押し入れに物をいっぱい収納せず、左右奥から数cm離して収納し、空気を流れやすくすると効率よく換気ができるのぢゃ。できればスノコを下に敷くと、より空気の通りがよくなるのぢゃ。

カビ対策使用開始30分前、使用後1時間は送風そして清掃
六
使用開始30分前、使用後1時間は送風そして清掃
エアコン内は水蒸気がたまり、水滴ができて、カビが発生しやすくなるのぢゃ。もしカビが発生すれば部屋中にカビをバラまくという、とんでもない機械と化するので、使用する30分前と使用後1時間は、送風にして、水滴を乾燥させるのぢゃ。
また、定期的にエアコン全体を清掃することも大切ぢゃ。

カビ対策洗濯物は換気扇を回したバスルームで干す
七
洗濯物は換気扇を回したバスルームで干す
雨で外に洗濯物を干せない場合、室内に干すことになるのぢゃが、部屋の湿度を10%以上上げることになるのぢゃ。
そういった場合は、換気扇を回したバスルームで干すとよいのぢゃ。

カビ対策カビ(汚れ)を見かけたら、すぐさま除去
八
カビ(汚れ)を見かけたら、すぐさま除去
もしカビを発見したらそのまま放置せず、すぐに除去するのぢゃ。放置したままではカビがさらに増殖することになるので、早急に退治するのぢゃ。
また、「汚れ」がカビの栄養源となることもあるので、常に汚れを除去することも大切なのぢゃ。

リースキンよりオススメ
リースキンよりオススメ

除菌効果があります「アルコール除菌スプレー」

カビや汚れの除去後に、アルコール除菌スプレーをかけておくと、カビの増殖を抑えることができるのじゃ。

→WEB・カタログ「アルコール除菌スプレー」

以上がカビの発生を事前に防ぐ方法ぢゃ。
少し手間のかかるものもあるが、カビを増殖させないためにもぜひ実践してみるのぢゃ。

さて、これで今回の修行は終わりぢゃ。どうぢゃったかな?

ありがとうございました。カビに家を乗っ取られないよう十分注意しようと思います。

師範!ありがとございました。

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